あの発明品が「何を描くか」の世界を作った

こんにちは、イラストボードアニメーターの岩本あおいですニコニコ

各地で冠水情報が出ていて心配ですね。

四季があるのは日本のいいところなんですがもう少し

緩急をつけすぎではないかしら・・・

と言いたくなるようなそんな7月です。

さて、今日のテーマは

「画家たちはなぜ現実離れした物を描いたのか?」

ですニコニコ

これは私が今痛感している問題点ととても酷似していることなので

ここで取り上げさせていただきました。

「おい、どうせまたマグリット語りたいだけだろ物申す!」

なんて声が聞こえてきそうなのでマグリットは

控えめでいかせていただきます。

本当はめっちゃ語りたいんですけどね・・・真顔

少し語ったブログもあります真顔

そもそも

「現実離れした物を描いた画風」=「シュルレアリスム」とは?

から始まるんですが、

皆さんがおそらく見たことがあるであろう

作品の一例をいくつか挙げますと

「記憶の固執」

「大家族」

「ゲルニカ」

この辺りが有名どころかなと思います。

この絵の共通点、

「現実には起こり得ない風景」

なんですよね。

シュルレアリスムが生まれる以前は、

「見えているものをどう描くか?」

で色々な模索があり、

「どうせ部屋に飾るなら華やかなのがいいな〜〜」

という貴族向けに描かれたロココ美術や

「ぶらんこ」

フランス革命で王族をぶっ飛ばした怒れる国民たちの

「チャラチャラした絵なんか描きやがって、

芸術は真面目であるべきだ!」

という意見によって生まれた新古典主義、

「ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト」

「私たちが生きている世界は結局大したことないんだし

見えているものをそのまま描いた方がいいんじゃない?」

という写実主義だったり

「落ち穂拾い」

と、様々な模索が続けられてきました。

このような流行りの画風は、その時の情勢が大きく

絡んでいることが多いのですが、

では

なぜ現実離れしたものを描こうとしたのでしょうか?

それは皆さんがよく使っているものが発明されたからなのです。

カメラです。

見えている物をそのまま映し出す機械が発明されたことによって、

「見えてる物描いてるだけじゃただただ

写真に見劣りするだけじゃん・・・驚き

となったわけですね。

そうして生まれたのがシュルレアリスム、というわけです。

実際私もイラストボードアニメーターとして活動している中で、

お恥ずかしながら何度も

「これ、写真でよくない・・・?凝視

と迷走したことがあります。笑

わざわざ絵で描く必要性があるのか?

その謎と常に戦い続けているところはあります。

写真で見せられるなら、写真で見せた方が分かりやすいですからね。

じゃあ何故、画家たちはシュルレアリスムを始めたのか?

それは絵でしか表現できない世界があるからです。

私も同じです。

絵でしか見せることができない物や事、

絵の方が分かりやすい物や事が存在するからです。

坂本龍馬の写真はあっても、

彼が暗殺された時の写真はありますか?

あなたが幼い頃の写真はあっても、

あなたが辛い事実に直面して引きこもっていた時の写真はありますか?

イラストボードアニメでは、写真では出来ない世界を

分かりやすく人に伝えることが出来るのですニコニコ

今日はご依頼いただいた方の似顔絵を

描いていましたニコニコ

動画が完成したらぜひ皆さんも見てください!

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